本校にはインターアクト部というものがあり、日々ボランティア活動に励んでいます。その活動の中のひとつに「ペットボトルキャップ回収」があります。その活動が評価され、感謝状を頂きました。普段なかなか関わることのない生徒のために、本日の全体集合時にペットボトルキャップがワクチンに変わるまでの流れを、三原先生に紹介して頂きました。みんなが普段、何気なく捨てているキャップが世界の子どもたちのために変わると考えると、これかの生徒たちの意識も変わってくるかも知れませんね。
【本校のインターアクト部の活動を少しだけ紹介します。】
生徒たちが飲んだペットボトルのキャップを学校のごみステーションより回収し、インターアクト部の生徒たちが、汚れたキャップを歯ブラシで汚れを落とし、袋詰めします。そのキャップを「イオン 都城店」へ持って行き、その場で計量し、係の人から、重量とポリオワクチンが何人分になったかを伝えてもらい、感謝状貰います。
この後イオンは、集まったキャップを引き取り業者へ渡し、引き取り業者はイオンに資金を渡し、その資金をユニセフへ送ります。ユニセフはアメリカのニューヨークに本部があります。ユニセフはその資金をもとに、ポリオを撲滅するためのワクチンを作ります。できたワクチンを航空便で発展途上国へ送り、最終的に子供たちがワクチンを接種します。ポリオをはとても恐ろしい病気で、世界で5000人近くの幼い子供たちが亡くなっています。もしワクチンがあれば助かる命です。
本校のインターアクトクラブでは、二酸化炭素の削減、世界の子供たちワクチンを届ける、などのリサイクル活動を学ぶことを目的として、平成21年より活動してきました。現在イオンへ持っていった重量が1,181キログラムで、ポリオワクチンに換算すると、293.8人分達成することができました。約293人の子供の命を救うことができました。平成21年から学校では、約50万本のペットボトルが消費されました。年間では約45,000本余りのペットボトルが飲まれています。これからもキャップを回収して、ワクチンに変える運動を続けていきます。1人でも多くの世界の子供たちの命を救うために!
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